『フットケアをする時間はない』と感じている方、必見!

こんにちは。

Abebyのちーさんです。

お読みいただきありがとうございます。

 

今日は「忙しくてフットケアなんかしてられない!」の声にお応えして、多忙な日常業務内で、どうしたらフットケアを提供できるのかについて書きました。

 

これを読む事で、患者さんの安全&安心を守ることができます。

 

足は「足なんか」と言われ易い部位。

 

だからこそ、キレイに整えることで患者満足度を高めることができます。

さらに転倒予防効果が期待できます。

 

皆さんがすぐに活かせる内容を書きました

 

ぜひ最後までお読みいただき現場で試していただけたら嬉しいです❗️

目次

やる事いっぱい!それでも、フットケアは提供できる⁉︎

 

◉やる事いっぱい!でも、フットケアは提供は提供できる3つのコツ

1.全てを一度にしなくてもいい 

2.誰のために何をするのか目的を明確にする 

3.連携や協

 

例えば・・・

 

まとめ

考え方一つでフットケアは提供できる!

やる事いっぱい!それでも、フットケアは提供できる⁉︎

やる事いっぱい、タスクが山積み

「この爪、どうしよう・・・」

あるあるですね、お気持ちよくわかります。

 

「キレイにして差し上げたいけど・・・」

今日はそんなモヤモヤした気持ちを払拭します。

つまり、

どんなにやることがいっぱいでもフットケアは提供できるのです。 

やる事いっぱい!でも、フットケアが提供できる3つのコツ

時間は限られているだからコツが要るのです。

1.全てを一度にしなくてもいい 

2.誰のために何をするのか目的を明確にする 

3.連携&協働

それぞれ詳しく説明します

1.全てを一度にしなくていい

ここでは主にを想定してお読みください。

 

高齢者や麻痺がおありの方は爪に何らかのトラブルを抱えているケースが多いです。

 

例えば、

・とても厚くて普通の爪切りでは切れない。

・反り返っていてどこから切ったらいいか迷う。

・ストローのように爪が丸く丸まって皮膚に食い込んでいる

等・・・。

 

限られた時間内で足の爪を全てキレイにできたら間違いなく患者さんも私たちもサッパリします。

 

ただ、時間がなかったら、

➖毛布や衣類が引っかかってしまいそうな危険な爪だけ

➖厚爪1本の厚さを数回に分けて削る

 

このように「一度にキレイにしなければいけない」などの思い込みや概念を捨てましょう。

 

限られた時間で、できることを積み重ねる

 

 

爪が伸びてきたけど、どこを優先しようかな?

 

もし、一回に1本の爪しかケアできなくても、関わる人たちで少しずつやっていけたら、大きな成果が獲得できます。

 

 

2.誰のために何をするのかを明確にする

「爪切りなどのフットケアは、患者さんや利用者さんのために決まってるじゃないですか」

 

ハイ、皆さんそう答えます。

 

ただ、フットケアに限らず主語がすり変わってしまっているケースもありませんか?

 ーこれをここまでやっておかないと、先輩に怒られるから

ー中途半端に仕事を残したことになるとあの人に何か言われそう

 

こんな気持ちがよぎって

いつも間にか

自分の満足

自分の保身のためにケアを提供している仲間いないですか?

 

 

例えば

 ご高齢のAさんは足のことなど全く気に留めていません。

しかし、母趾が肥厚爪で靴を履くと爪が押されていることがわかったので、本人の同意を得てケアに取りかかりました。

 

母趾以外は長さもそれほど爪は伸びていないようです。

ケアを始めてしばらくすると、受け持ちからナースコールが⁉︎

母趾の爪切りは終わりましたが、他がまだ手付かず。

スタッフは「もう少しだから」と爪切りをすぐには止めませんでした。

このケースでは、他の患者ケアが滞ってしましました・・・。

こうなってしまうと、ナースコールした患者さんからも他スタッフからもクレームを受けかねません。

最後までケアしたかったのは誰か。

当然のことながら、フットケアはケアする人の満足が目的ではありませんし、フットケアすることがゴールでもありません。

患者さん(利用者さん)のQOLを保つ手段の一つとしてフットケアがあるのです。

このケースで言えば、歩行に影響がありそうな母趾のみで一旦止める。

もし、時間をかけても早急にケアをしたほうがいいとアセスメントしたら周囲にタイミングやフォローを相談したり依頼していく必要がありますね。

3.連携&協働

わ〜大変!爪がひどいことになってる。」

そこに気づいたあなたは素晴らしいです!!!

フットケアが必要だと気づいた時

仲間・多職種と積極的に連携を図ってますか?

せっかく足の異常に気づいても、「自分」だけで抱え込み「できない」と結論を出すのは急ぎすぎかもしれません。

アセスメントや計画に「いつ」「誰が」「どこで」を必ず入れましょう

・いつ:緊急性

緊急性が高ければ、誰がケアに入れそうか調整が必要かもしれません。他の患者さんのこともありますから、一人ではなく仲間との相談や協力、理解が欠かせません。

目的は「あなたが実施すること」ではなく、患者さんの足を整えること。

必要なケアを適切にケア提供できるように、状況に応じて医師やスペシャリストナースに依頼することも私は良いと考えます。

 

・誰が・どこで

見つけたら早くなんとかして差し上げたい。

そんな気持ちから、つい「自分が今しないと」と考えがちです。

 

しかし、フットケアの時間が取れない上に緊急性が低ければ今にこだわる必要はないのです。

 

それぞれの生活が続きます。

 

私たちは、数ヶ月後、数年後、ご本人やご家族が困らないようにする視点も忘れてはいけません。

ですので、フットケア をしている病院やクリニックをご案内することも重要な役割。

 

また、フットケアサロンなども増えましたし、看護師が起業しているケースも珍しくありません。

状態やニーズに応じて各特徴を理解した協働がキーワードとなりそうです。

まとめ:考え方一つでフットケアは提供できる!

皆さんが一人のケアに長い時間を費やすことは難しですよね。

はじめから「一人で 一度に 完璧に ここでケアを完結する必要はない」。

 

仲間と考えていい。

 

そう思って足を見ると見ててくるものが違います。

もし、あなたが「フットケアをする時間がない」と感じていたら、一人でやろうとしていないかな?

今でなくてはいけないかな?

と考えてみてはいかがでしょう😃

 

「時間がないのに」そう言う仲間がいたら、「転倒したらもっと大変になるのよ。」こんな風に返答してみてもいいかもしれません。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

このブログでは、皆様にお役に立てる内容と日頃の活動から感じたことなどを中心としてAbeby代表ちーさんが情報発信しています。

日常のケアにおかれまして、ヒントになることがありましたら幸いです。皆様のお気持ちが患者様(利用者様)に届きますように!!!

🦶コメントやご感想などもお待ちしております❤︎

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