◉読書会「モーニングナイチンゲール」について
ここでモーニングナイチンゲールについてご紹介します。
そもそも何?
「モーニングナイチンゲール 」とは、ZOOMを活用した読書会コミニティです。
現在(令和3年10月時点)、毎週土曜日の朝5時から1時間開催していて、フローレンス・ナイチンゲール 著『看護覚え書』を読んでいます。
参加される皆さんとは、FBグループや公式ラインアカウントで繋がれせていただいています。
いつから?
この読書会は、令和3年4月からスタートしました。おかげさまで、およそ半年が経ちました。
誰がいつやっているの?
ちーさんが企画運営しています。
開催日時:毎週土曜日朝5時〜6時
場 所:ZOOM
*参加希望の方は「お問い合わせ」からメッセージお待ちしています!
何のために始めたの?想い
立ち上げに至った動機は2つ。
モーニングナイチンゲールを立ち上げた理由その❶
看護を語り愛(あい)たい:
「看護」について語り合える時間や場所が欲しい。
長年にわたって願いながらも実現できませんでした。
看護師は日々業務に追われながらも、命と向き合っています。
先にも述べたように患者様&ご家族はおひとりお一人に問題や課題を抱えています。
治療であったり、退院後の療養であったり、社会的環境や経済面であったり。
当然、ニーズも様々。
同じ現状を前にしたとして、看護師が皆一様にその現象を同じように解釈することはありません。
情報として捉える「見えるもの」も異なるので、それぞれのもつ情報やアセスメントやケアプランも違います。
患者様(利用者様)にとって重大な岐路に立った時、関わる私たちも大きく揺れやすい。そんな経験ありますよね?
「これで良かったのだろうか。」
「もっと良い方法がなかったのか。」
「どうか関わるべきか」
悶々としつつ帰宅後も頭に残って気になる。
自分の中で答えを見るけることがままならないで次の勤務。
この状況は「いい看護を提供したい」その想いが報われないと感じていました。
人は立ち止まり、振り返り、考察し、次の行動に活かすことで成長します。
特に看護は様々な意見を持ちよれることが重要です。
そこで、このような場を作流ことにしました。
また、書籍を通じて自身の看護を俯瞰して捉えていただけるよう読書会としています。
どんなところがどうに良かったのか、もっと良いケアをするとしたらどんな方法があったのかリフレクションによって、私たちは確実に前に歩むことができます。
しかし、自信がなく曖昧な状態がいくら積み重なっても精神的疲弊を生み出すだけで成長の弊害にすらなりかねない。
そう考え立ち上げました。
モーニングナイチンゲールを立ち上げた理由その❷
自分に意識を向ける:
看護師は他者の観察は得意だけど、自分の感情に疎く、表現することが下手な職種。
精神障害に関する事案の労災補償状況で最も多いのは医療福祉領域。
つまり、心や体の専門家でもある私たち自身のメンタルケアが課題なのです。
そこで、ここでは自身の気持ちに目を向けるきっかけを作りたいと考えました。
ー自分は今何を感じているのか。
ー本当はどうしたいのか。
ー何を望んでいるのか。
自分の気持ちや考えに気づいて、表現する。
至極当たり前のことに思われるかもしれません。
しかし、「自分が何を感じているか」答えられない方は意外と多いものです。
「誰かがそう言っていた」とか「周りから期待されている答え」を自分の気持ちと混同していたりありませんか。
お読みくださってるみなさんはわかりませんが、私は自分の気持ちや考えに蓋をしていた時期がありました。
他者に伝える事が苦手で辛く感じる時期も経験しています。
「伝える」ことは慣れです。
読書会は、自分が何を感じているのか気づき他者へ伝えるトレーニングとしての意味を持たせました。
まとめると
安心・安全な場でカッコつけずに感じた事を仲間に伝え、聞いていただきます。
この読書会では、すごい事を発言する必要もありません。
綺麗にまとめて話す必要もありません。
必要とする方知っていただき、活用していただけたら嬉しいです。職場以外の全国に仲間ができる点も面白いところです
名前の由来?
読書会スタート後、参加者の皆様に名前を募集しました。ご応募から投票をさせていただき、最多投票が「モーニングナイチンゲール」でした。
素敵なネーミングに感謝!