足の臭いは洗い方にあるかも⁉︎

こんにちは。

Abebyのちーさんです。

お読みいただきありがとうございます。

 

今日は「足の臭い」についてです

 

臭いが気になって、靴を脱ぐのをためらってしまった・・・そんな経験をお持ちの方もいる筈。

原因は大きく、二つ。足と靴に分ける事ができます。

 

そこで今日は、足に着目して匂い撃退につながる医療者が知らないポイントをご紹介します。

 

 

これを読む事で、何も気にせず靴を脱ぐ恐怖からサヨナラ。

 

ご自分の足はもちろん、旦那さんやお子さんの気になる足の臭い、患者さんの足から顔を背けずに済むようになります。

「え〜これだけで⁉︎」と驚く身近な内容ですので、すぐ生活に取り入れていただく事ができます。しかも、効果は絶大!!

 

ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

このページの目次

1.  匂いの元は雑菌の繁殖!

 

2.   臭う原因 ー 足

  2.1. 汗やホコリ

  2.2.角質

  2,3.巻き爪

 

3.  対策

 3.1  足の洗い方

   3. 2  角質のケア

    3. 3   抗菌商品の活用

 

まとめ

匂いの元は雑菌の繁殖!

足の悪臭は

「汗や皮脂などの老廃物および細菌増殖が要因」と言われています。 

また、最近は30〜40℃を至適温度とするものが最多。

 

つまり、私たち人間の体温36℃前後として考えると、細菌が最も増殖し易いことにお気づきいただけたかと思います。

 

匂いの元が細菌である以上、細菌が増殖しないように対策すれば良いわけです。

誰にでもできる簡単な対策がありますので、ぜひお試しいただきご感想お待ちしています。

 

 

※大川真由子ら:靴内における細菌増殖と不快臭の発生,2009,日本家政学

臭う原因  ー足編!(靴編もお楽しみに)

◉汗やホコリ

 

「汗臭い」とよく言いますが、実は汗はほぼ無臭です。

 


汗が臭く感じるのは、皮膚の常在菌が汗や垢など人間の身体から出るものを「エサ」として
分解することで臭いの元になるからです。

 

さらに、足は靴や靴下に覆われる事で湿度も高く、最近の繁殖が盛んだと言えます。

そのため足をどう「洗うか」がとても重要です!

私の体験ですが、患者さんは皆さん「足を洗っているよ」と言われます。

そうは言っても、どう見ても解せない時も💦

 

そんな時は、何を使ってどのように洗っているのかお聞きします。

すると・・・。

 

ー年寄りだから歩かないし汚れない

ー湯船に浸かれば十分だ

 

と、そもそもそんなに汚くないと認識していらっしゃるようです

 

「洗ってるよ」ってお返事されても、実際は写真↑のようになっていることは珍しくありません。言葉の概念は皆違いのだなと体感します。

ケアする方は、言葉に頼りすぎず具体的にお聞きできと良いですね。

 

 

角質

先の「汗やホコリ」の項と同じロジックで考えていきましょう。

 

 

足の裏や指など皮膚は知らぬ間に自然に剥がれて新しい皮膚に変わっています。

もし、硬く角質化しても皮膚のカスはやがて細菌のエサに。

本来毎日丁寧に洗っていればある程度風呂で落ちているはずの古くなった皮膚、角質が残っていることはよくあります。

 

その結果、身体に残った角質に細菌が増殖して匂いの元になっていることもあるのです。

ちなみに・・・

皮膚の乾燥によってタコやかかとの角質化を助長させますので、保湿は欠かせません。

 

 

 

◉巻き爪 

「足を洗う」

洗い方はそれぞれの家での教えに基づいた習慣です。

そのため、洗い方に疑問を持たない事がほとんど。「こういうものだ」と信じ切っています。

巻き爪の方はお分かりでしょが、巻いている爪の部分にゴミが溜まります。

この、ゴミには靴下の繊維、ホコリ、皮脂、汗などが含まれています。

爪の端のわずかなゴミです。

身体全体に比べてあまりにも小さなスペース。

まさかこんなにわずかなところが悪臭を発する原因になるとは思いもしませんね。

しかし、ここまでお読みくださった方はお分かりですよね。

そうです!巻き爪の端は細菌の絶好のエサ場なのです。

 

悪臭予防対策方法 ー足のケア3選

足の洗い方

 先にも紹介したように、足の洗い方は皆さんいろいろ。

 

改めて、一緒に洗い方を確認しましょう。

 

看護師をしていると、常々感じるのは「保清」つまりキレイに洗い、キレイを保つ事が全ての基本であり、健康の基礎を司っていると感じます。

 

 

 

1st. 泡立てる

石鹸(ボディシャンプー)を使用してしっかり泡だてます。

足に限らず、汚れは泡で落としますよ。

2nd. 指ごとに洗う

指一本一本丁寧に指の間も擦りましょう。

ナイロン性のタオルは繊維が硬く泡立ちがいいのです。同時に目に見えない傷を作って細菌が繁殖しやすくなります。

つまり匂いの元を作ることになりかねません。自身の手で十分です。

3rd. 爪の周りを洗う(右写真参考)

具体的には、爪の生え際・爪の両脇・爪の下(爪先)です。高齢者のほとんどが角質がものすごく溜まっています。

ここをキレイにするだけでも臭いが軽減します。

 

*シャボンラッピングについては後日紹介予定です

**足用ブラシなども販売されています。

◉角質のケア

タコや角質があれば、レデューサーやガラスやすりなどで削るのも手です(左写真はレデューサーで角質を削っているところ)。

注意事項

・削るところを濡らしながら削りましょう。入浴時でもいいですが、削りすぎやすいので要注意!

・力を入れず皮膚が厚いところに軽く当ててスライドさせます。

・1ヶ所に4〜5回スライドしたら、必ず厚さを確認して厚いところだけに当たるようにしましょう。

・削る前の半分くらいの厚さになったら終了。削りすぎると痛くなることも💦

・家族での共有も可能ですが、白癬菌の感染予防など考えると個人所有がお勧めです。

*レデューサーやガラスやすりは通販やドラッグストアでも購入可能です

 

 

抗菌グッズの活用

 

抗菌作用のある商品がたくさん販売されています。

例えば、

ー靴下

ー消臭効果のあるソープ

ー足用消臭剤、など。

 

市販されているものをうまく活用することも有効です。

まとめ

足の匂いの元は細菌です。

 

細菌が増えるエサを少なくすれば、細菌の繁殖は抑えられますね。

つまり、細菌の増殖が抑えられれば、気になる足の匂いも抑えられます。

 

急に靴を脱がなければいけない時でも気兼ねしなくて済むように、ご紹介した洗い方、角質のケア方法、防臭グッズを活かしてみてはいかがでしょうか。

 

また、今回は足にフォーカスしましたが、匂いの原因は靴にもあります。

別の機会にご紹介していきますので、是非楽しみにしていてください。

今日という日がさ最高の1日でありますように

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

このブログでは、皆様にお役に立てる内容と日頃の活動から感じたことなどを中心としてAbeby代表ちーさんが情報発信しています。

日常のケアにおかれまして、ヒントになることがありましたら幸いです。皆様のお気持ちが患者様(利用者様)に届きますように!!!

🦶コメントやご感想などもお待ちしております❤︎

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