「勉強しなさい」「大人になって困るのはアナタよ」
親にけしかけられて嫌々机に向かった記憶ありませんか?
私は「今度のテストで100点取れたらネズミランドに連れていてあげる」とか言われた記憶があります、www。
どんな方法でもやらないよりいいこともあります。
しかし、強制とか義務は正直楽しくありませんよね。それに「やれ」と言われれば逃げたくなるものです。
こんな反射との言える反応は、子供だけじゃないはず。
そうなんです。
一時的行動ももちろん、その行動を「続ける」のはもっと難しい。
心理学では、外部(会社や上司、親、医者)が「報酬を与える」「罰を与える」「健康を害する」などを示し、行動を促すことを外発的動機付けと言います。
一方、本人の好奇心や関心など、自分自身の内なる欲求に起因するものを喚起させて行動を促すことを内発的動機付けといいます。
例えば、仕事に対する興味や関心、そこから生まれるやりがいや達成感などが内発的動機付けに当てはまります。
ここで、内発的動機付けと外発的動機付けではモチベーションがどう違うのか考えてみましょう。
内発的動機付け??
内発的動機付けは、行動することによって欲求が満たされるため、進んで行動し、学び、最適化しようとします。結果として、質の高い行動を自ら進んで長く続けられることができます。モチベーションが長い傾向といえます。
外発的動機付け??
外発的動機付けは、万人にとって、シンプルな方法で動機付けできます。報酬や罰です。罰を受けたいという人は通常存在しませんし、報酬も獲得すれば動機がなくなります。そのため、短期的にモチベーションが高まりエネルギーが高くなります。
今回、参加された高齢者の皆さんがこれからも自分らしく生き生きと過ごす一助として開催しました。
ですので、講座一回こっきりではなくご自宅に帰って紹介内容を一つでも生活に取り入れて続けて欲しいという強い願いを秘めてました。
そのため、内発的動機付けが高められるよう意識しました。
「快」の感情記憶とセットにすることで一人でも楽しく覚えて継続できますように。
楽しく・気持ちよく・来て良かったと嬉しくなるように!
ただ、内発的動機付けも外発的動機付けもそれぞれメリットとデメリットがあります。
どちらがいいというのではなく、目的や状況によってバランス良く使い分けられると効果的。
動機付けについては、機会があれば別の記事で紹介できたらと思います。