歩ける今の足は当たり前じゃない⁉︎維持する具体策に笑いと感動の嵐!!!
こんにちは。
Abebyの看護師ちーさんです。
お読みいただきありがとうございます。
先日、地元の公民館でリアル講座を開催させていただきました。
テーマ「歩ける足を維持するために」
行動規制で講座開催が延長となり、10月。地元のアクティブシニアの皆さん〜「やっと会えましたね❤︎」そんな気持ちで臨んだリアル講座でした!!!
おかげさまでとても好評で、家に帰ってもやるよ〜って。感謝です。自分で言うのもなんですが、笑いが絶えなかったのがみなさんの感想に繋がったように感じています。
リアルでしか味わえない空気感を存分に活かすことができました。
with コロナが定着。これから、オンラインと共にリアル講座やセミナーも増えてくるのではないでしょうか。
今回どんな内容だったのか、どんなことを意識したか少しご紹介したいと思います。
これを読む事で、ご自身も楽しく、かつ参加者に喜ばれ皆さんの講座のリピート指名が増える、かも。
依頼を受けて、どんなことをしようかなと考えている方
たくさんの「ヒント」が散りばめられていますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
このページの目次
1. 人は「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」がなくては続かない
2. お互いに愉しむ
2.1. 笑い
2.2.根拠
2,3.誰にでもできそう
3. 高齢者講話例 3選
3.1 体を使った脳トレ
3. 2 足マッサージ
3. 3 靴の履きかた
4.まとめ
人は「楽しい」「嬉しい」「気持ちいい」がなくては続かない
「勉強しなさい」「大人になって困るのはアナタよ」
親にけしかけられて嫌々机に向かった記憶ありませんか?
私は「今度のテストで100点取れたらネズミランドに連れていてあげる」とか言われた記憶があります、www。
どんな方法でもやらないよりいいこともあります。
しかし、強制とか義務は正直楽しくありませんよね。それに「やれ」と言われれば逃げたくなるものです。
こんな反射との言える反応は、子供だけじゃないはず。
そうなんです。
一時的行動ももちろん、その行動を「続ける」のはもっと難しい。
心理学では、外部(会社や上司、親、医者)が「報酬を与える」「罰を与える」「健康を害する」などを示し、行動を促すことを外発的動機付けと言います。
一方、本人の好奇心や関心など、自分自身の内なる欲求に起因するものを喚起させて行動を促すことを内発的動機付けといいます。
例えば、仕事に対する興味や関心、そこから生まれるやりがいや達成感などが内発的動機付けに当てはまります。
ここで、内発的動機付けと外発的動機付けではモチベーションがどう違うのか考えてみましょう。
内発的動機付け??
内発的動機付けは、行動することによって欲求が満たされるため、進んで行動し、学び、最適化しようとします。結果として、質の高い行動を自ら進んで長く続けられることができます。モチベーションが長い傾向といえます。
外発的動機付け??
外発的動機付けは、万人にとって、シンプルな方法で動機付けできます。報酬や罰です。罰を受けたいという人は通常存在しませんし、報酬も獲得すれば動機がなくなります。そのため、短期的にモチベーションが高まりエネルギーが高くなります。
今回、参加された高齢者の皆さんがこれからも自分らしく生き生きと過ごす一助として開催しました。
ですので、講座一回こっきりではなくご自宅に帰って紹介内容を一つでも生活に取り入れて続けて欲しいという強い願いを秘めてました。
そのため、内発的動機付けが高められるよう意識しました。
「快」の感情記憶とセットにすることで一人でも楽しく覚えて継続できますように。
楽しく・気持ちよく・来て良かったと嬉しくなるように!
ただ、内発的動機付けも外発的動機付けもそれぞれメリットとデメリットがあります。
どちらがいいというのではなく、目的や状況によってバランス良く使い分けられると効果的。
動機付けについては、機会があれば別の記事で紹介できたらと思います。
お互いに愉しむ
◉笑い
私自身参加して楽しくないセミナーや講座は「失敗した」そう感じる傾向があります。
ですので、参加者の皆さんと一緒にその場を安心感ある楽しい場にできるように心がけています。
では、笑いの効果ってなんでしょう?
代表的なものとして
➖血行促進や脳の働きが活発化、記憶力アップ。
➖自律神経のバランスが整う。
➖NK細胞を活性化して 体の免疫力をアップ!
などがあげられます。
思いきり笑うと体がポカポカしてきますね。これは全身を使って体内に酸素がたくさん取り込まれためです。体の血のめぐりがよくなって新陳代謝も活発!!!
もちろん、例外なく脳への血流も活発になります。
脳についてもう少し書くと、”笑い”によって脳がリラックスしアルファ波が増えます。意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加するため、脳の働きが活発になるのです。
私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産され・・・結論としては、免疫力が高まります。
こんなにいいこと尽くめ!
取り入れるメリットしかないと思いませんか?
楽しい講座を開くコツを知りたい!という方はコメントください。ご意見が多ければ、記事にしていきたいと思います。
◉簡単そう
講座で紹介する内容は
➖皆さんが知っていそうで知らなそうなこと
➖「そんなこと」と思えるくらい簡単そうなこと
➖レベル(運動強度・行動難易度)を調整できる
ことを大切にしています。
このようにする理由として、子供や高齢者はできることやでいないことがバラバラ。誰かに基準を合わせることが難しいからです。
もし、途中でできないことがあった時、難しいと感じた時に「恥ずかしい」とならないよう「笑って過ごせる」空気感をスタートの時点から意識しています。
漫談家になったつもりで♪
例えば、「できること」が大切なのではなくて「できなくてもいい」「やろうとする」ことが重要だと繰り返してお伝えします。私自身の失敗談も含めることで、安心してしっかりと集中していただけます。
後述しますが、簡単そうに見えてやってみると意外とできない現実に気づかれる方もいらっしゃいます。できると思ってできないと、誰しも少なからずショックを受けます。それでも、楽しんで参加していただくためには工夫や配慮が要りますね。
◉根拠
医療者として壇上に上がっています。そのため、より一層情報の根拠なるものが大切です。
講話内容の説得力を高めるためにも、根拠が示せるに越したことはありません。
ひとつ一つの提案や勧め、解説が主観ではないことを証明するためにも、エビデンスや先行研究を活用します。
先人の英知に基づきつつ平素な身近な言葉や表現を使う。
当たり前かもしれませんが講師と参加者が一体になるためにも重要な要素だと言えるでしょう。
特に提案に対して「期待される効果」は、参加者が自分ごとに置き換えられるように具体的にお伝えしています。
高齢者:足からの健康講話例3選
その1.体を使った脳トレ
これも楽しみながら身体にいいという一石二鳥シリーズ(勝手に命名)。
足から健康になろうと「いいこと」を並べても楽しくなければ眠くもなります。ですので、こんなことをしました。
椅子に座って「1・2・3〜」と数を数えながら足踏み。
「え?これのどこが面白んですか?」って思ったアナタ、これは助走。
次に「1・2・3〜」を「あ・い・う〜」と言い換えて足踏みしてみましょう。途中から参加者の皆さんだけで続きを言いながら「ん」を目指します。メッチャ簡単!体も温まって、意外と間違える方も結構多いかも。
繰り返しますが、できなくてもいいんです。間違ったら直せばいいだけ。
やろうと脳から指令を出すことや動かそうと意識を向けることに意味があるのです。
みんな笑顔❤︎
その2.足マッサージ
足って入浴時の他にどの程度触れますか?
身体の他の部位に比べて、意外と触れる機会が少ない部位ではないでしょうか。しかし、実際は足(足部)は歩行に影響がある上に「手入れ」をすることで、いい状態を担保したり、機能改善も期待できます。年齢や状態によって状態は様々ですが、ご自分の足を触れ変化を気付くことはとても大切なことです。
みんなで裸足になって自分の足をマッサージしながら、「冷たい」「固い」「痛い」など感じ取って身体の状態やサインを受け取れるようにしましょう。
ちなみに・・・
足の関節が固くなると、踵からの着地や親指でしっかり蹴りだすことが難しくなりますし、瞬時の反応も困難。
結果、小股でちょこちょこペンギンの様に歩くしかなくなるのです。
たくさん笑って体が温まって、足をマッサージして足もポカポカ。冬も「温っかいんだから〜♫」(古っ)
その3.靴の履きかた
突然ですが、私は看護師免許を取得して20年以上経ちました。しかし、学校でも病院研修でも靴の正しい履きかたって一度も教えてもらったことはありません。
何が言いたいかというと、高齢者の99%以上の方々が履き方なんて気にも留めずに過ごしてきたのではないでしょうか。
日本ではまだ「正しい靴の履きかた」を知っている方が少なく、限られているのです。なので、ご自分の健康のために、ご家族、仲間のために靴の正しい履き方を知って活かして欲しいと思っています。
キーワードは「踵トントン キュ!」足と靴が一体になりますし、足にあった靴を正しく履くことで初めて靴の機能が発揮されるとも言えます。
たかが履き方、されど履き方。物凄く重要な基本事項。
靴の履き方も今後の記事で紹介させていただきます。ご興味のある方は楽しみにしていて下さい。
まとめ
人は心が動かないと行動に至らない。
頭だけで理解しても続きにくい。強引に押し付けたら信頼関係が崩壊しかねない。
そう、内的動機が高まらないと、自分から行動しようとは思わない生き物です。些細なことでもいい。健康に繋がることに興味を持ってもらえるきっかけをわたしたちが作っていきたいものです。
そのために、
➖どんなことが愉しいと感じるか
➖簡単でだれにでもできて、身体に良いものは?
➖それをするとどこに効果があって、どういいのか
を大切に開催できたら、きっと素敵な講話になることま間違いナシ!!!
健康は日頃の生活習慣の賜物です。
一人でも一つでも生活場面で活かしていただくためには笑いを大切に参加者と全員で場を作り上げていきたいと考えています。内的動機を高める工夫。みなさんの工夫のぜひ教えてください。
日々試行錯誤しながら一緒に頑張っていきましょう。
今日という日が最高の1日でありますように
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
このブログでは、
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👣日頃の活動から感じたこと
などを中心に、看護師ちーさんが情報発信しています。
日常のケアにおかれまして、ヒントになることがありましたら幸いです。皆様のお気持ちが患者様(利用者様)に届きますように!!!
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