靴を見直してみましょう!足のサイズに合った靴を履く
サイズが合わない靴を、甲部をきちんと留めないまま履くと・・・
一歩一歩歩くたびに靴の中で足が動くので皮膚に摩擦が生じます。この、摩擦と荷重が皮膚を刺激し負荷となります。歩き方や立ち方も関係しますが、一人では歩き方の癖を変えることは簡単ではありません。専門家のアドバイスが有用です。
比較的取り組みやすい点として、まず靴のサイズを見直すことを提案します。*靴の選び方は別記事で詳しくご案内します。
ちなみに・・・足にあった靴を正しく履くことで、将来歳を重ねた時の膝痛・股関節痛・腰痛の予防にも繋がります。
削りすぎないお手入れ
次に、カカトのお手入れ方法をご紹介します。
❶石鹸を使って優しく洗浄:つい、ゴシゴシ洗いたくなりますが、必要以上の刺激は傷を作る原因になります。傷ができることで、ガサガサを悪化させてしまいます。
❷角質を削る:ヤスリで(レデューサーやガラスヤスリ)削ります。
医療現場では、軽石を使うことで手で触れただけではわからない小さな傷を作ると指摘されています。そのため、特に糖尿病や足の血行が悪い方は、軽石は絶対に使わないでください。
削る時の注意点は、
・必ず皮膚を濡らしながら行う。といっても、ふやかしてしまと皮膚を傷つけてしまいかねないので、入浴中はお勧めしません。
・削り過ぎないように1か所を4回程度擦ったら必ず暑さを確認する
・力を入れて擦らない
・足底紋に沿って削る
・削り始めの半分くらいの厚さを目安にけずることをやめる
・週1回〜2週に1回くらいの頻度を目安にスタート。(毎日やらない)
・終了後、綺麗に拭き取って保湿。
・保湿の理想は毎日。種類は「コレでなければいけない」はありません。
実施していく中で、ご自分で効果を見ながら保湿剤の種類を変えてみたり、効果的な削る間隔を見つけることも重要です。何が良いかは皆さん違いますので一概には言えないのです。
マッサージ&足トレ
いろいろご紹介したい気持ちですがその中でも特にオススメをご紹介
血行が悪くなると冷えます。足部のマッサージや足トレによって血行改善につながり、足トレは足の要でもあるアーチを作ること、アーチの低下を防ぐ効果があります。
マッサージ:
・足の裏全体を痛気持ちいいくらいに叩いたり揉んだりしましょう。
・足の指は1本1本指の付け根から指先までを手の指で挟んで揉み解します。上下左右それぞれ揉んでもらうとより良いです。
足トレと併せてできることから取り組むと続けやすいですよ。
足トレ:
立ってカカトの上げ下げ!はとてもオススメです「カカト落とし(カカトをドスンと床に落とす)」をして腰に響きます。落とすのではなく、カカトを上げて静かに降ろします。浮腫みやすい方にも効果があります。
*ふらつく方は壁に手を添えてください。肩幅より少し狭いくらいに両足で立って、上げ下げしましょう。
**余裕のある方は片足でカカトを床に着けないでゆっくり上げ下げしてみましょう。
もちろん、それぞれにあった方法を*と**の間でカスタマイズして安全に無理なく調整してみてください。
カカト上げは『ながら』でできます。エレベーター待ち、洗い物、歯磨きの時間を有効に活用してみてはいかがでしょう。