こんにちは。

Abebyのちーさんです。

お読みいただきありがとうございます。

今日のテーマは「足の疲労×靴」です。体の疲労や足のだるさってスッキリしないし、なんとかできるならしたいことの一つではないでしょうか。

 

とはいっても、そもそも

➖立ち仕事

➖浮腫みやすい

➖冷え性

だったりすると、「もうこれは仕方ないもの」と諦めがちかもしれません。

実は、あることを一つ変えていただくだけで足の疲れが軽減する方法があるのです。

群馬大学臨床教授として、多くの方々携わり生活の場における療養を一緒に考えてきた私が自信をもってご紹介します!

 

これを読む事で、足の疲れを軽減できる具体策を「身近な靴の脱ぎ方」に着目してご紹介します。さらに、靴紐を結ぶのが面倒な方でも正しく履けるグッズもご紹介します。

 「え〜これだけで⁉︎」と驚く身近な内容なので、すぐ生活に取り入れていただく事ができます。しかも、効果は絶大!!

 

ぜひ最後までお読みいただき、試していただけたら嬉しいです。

このページの目次

1.足の疲れは諦めないで!足の疲れは軽減できる

 

2.   靴の脱ぎ方が大切な理由と対策

  2.1.  靴と体がバラバラ

  2.2.正しく履くために正しく脱ぐ

  2,3.脱ぎ履きがあっても足首をしっかりと留める工夫

 

3.  体験談

 3.1  看護師Aさん

   3. 2  看護師Bさん

 

まとめ

足の疲れは諦めないで!足の疲労は軽減できる

・立ちっぱなし

・歩き通し

・指定靴だと足に当たる・・・等

 

足が痛くなったり、だるく疲れやすかったりします。

その原因は、自分の体のせいだと諦めかけていたあなた!

足の疲れを軽減するポイントは大きく分けて2つあります。

 

ポイントは『靴』

靴の脱ぎ方選び方です。もちろんインソールなども足と靴にあったのもであれば効果が期待できます。

 
 

私たちの体は内的外的の様々な影響を常時受けています。

 

靴が足の疲労に関連している?もし、本当にそうだとしたら・・・靴の脱ぎ方と選び方なんてすぐに生活に取り入れられそうに感じますよね。

 

 

外的影響因子の『靴の脱ぎ方』や『靴の選び方』を変えるだけで、足の痛みや疲れ、だるさを軽減できます。

➖普段どんなところで

➖何を重視して

➖どんなふうに靴選びをしているか

➖普段どのように靴を脱いだり履いたりしているか

 

そんなことを思い返してみてください。疲れやすさを助長している要因がきっとみつかるはずです。さて、あなたは視覚的に測定できない疲労やだるさのために習慣を変える意識はどのくらいできていますか?

 

 

 

*『靴の脱ぎ方&履き方』『靴の選び方』どちらも健康を保つためには重要です。この2つのポイントはあまりにも重要なうえに基盤になる内容。そのためとても長くなり書ききれないため、『靴の選び方』は別日に詳しくご紹介します。今回は靴の脱ぎ方が中心です。

靴の脱ぎ方が大切な理由と対策

靴と体がバラバラ

 「いやいや、ちーさん何を言ってるんですか⁉︎履いてみにつけてるのにバラバラって何?」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

では、ここで言ってる「バラバラ」てどう言うことか?

 

 

そもそも靴は

❶足を護る

❸歩行時のアシスト

❸成長発達のサポート

などの役割を担っています。

 

これらの役割は、足の踵と靴の踵がピッタリ合っていて、足が靴の中で動かないように足背〜足首をきちんと留め、足趾が動かせる状態で靴の機能を果たせるようになります。

 

逆に足の甲部にある紐を、購入時からほぼいじらずに済んでいた方。

足と靴がぴったりせずに、足と靴の間に空間ができてしまっています。

 

本来ならば、足と靴がぴったりと一体になって動くものです。しかし、正しく履かないことで、靴をはきながらも足は足だけで動き、靴が足の動きに取り残されたようになっています。極端な表現をすると「パカパカ」。足と靴が一体にならず、バラバラな状態なのです。

 

例えば、足にあった靴を正しく履くことで、歩行時に踵(踵骨)が外転(内倒れ)したり内転(外倒れ)したりするのを防ぐ効果をもちます。子供の成長発達段階で特に多いトラブルに足部の外転や内転も、どんな靴を履くのか、どのように靴を履くのかによって状態に差がでます。

 

 

パカパカな状態まで行かなくても、靴紐を解かなくても脱いだり履いたりできてしまう状態は、バラバラな状態歩行のたびに靴の中で足が動いてしまうのでタコや魚の目、靴ずれが出来やすくなります。長期間続くと足や足趾の形が変形にも繋がります。

 

 

 

靴の脱ぎ方によって、足と靴を一体にすることができます。ちょっとした一手間だけで足と靴が一体になって「無駄」な動きを最小限にして靴の機能を活かし身体を護ること、歩行を手助けすることになります。

結果、必要な動きを効率よく行えますので、疲労が軽減に繋がるのです。

 

 

正しく履くために正しく脱ぐ

最も重要なこととして、私は『靴をどう脱ぐか』だと考えています。

 

靴を脱ぐ時の多くが仕事など終えた時であったり、家に帰って来たときが多いのではないでしょうか。

履く時に比べ、心にも少し余裕があるのではないかな?

そんな思いと、認知行動療法的にも脱ぐ時がポイントだと言うことは譲れません。

 

ではまず、正しい脱ぎ方についてご紹介します。

超簡単。

靴紐やマジックテープを緩めて足を抜く

 

これだけ。

「な〜んだ」そう感じられたかもしれません。でも、日常を思い浮かべてみてください。両足のかかとをひっかけて手を使わないで脱いでいませんか?

少なくとも私の経験では、多くの方が靴紐は靴の購入時と解けた時以外いじらない方がほとんどです。

 

皆さんはいかがでしょうか?

では次に、なぜ正しく脱ぐと正しく履く行動に繋がるのか?

 

その理由です。

履く時に靴紐が緩んでいたら締めなくては履けませんよね!でも、緩めてなかったら、「忙しい朝」「これから仕事モード全開」という時に紐を緩めるのはどう感じますか?

私だったら正直言って「めんどう😓」です。

 

これまで靴紐やマジックテープを留める習慣がなかった方であれば、習慣になるまでは特に「めんどう」に感じやすい。面倒なことって続きにくいものです。ですので、ストレスを少なくするタイミングの工夫も重要です。

 

「脱ぐ時」を意識して靴を緩める。人間の心理面から考えても自然なことといえます。

 

ちなみにですが・・・もし、皆さんが正しい履き方ができていれば、緩めないと靴が脱げません〜(笑)

 

では、一緒に靴を履きましょう!

➖靴紐やマジックテープが緩めて脱いでありますか?もし、緩めていなければ甲部分を緩めてくださいね。

➖履き口をしっかり大きく開いて足を入れます。

➖爪先をあげて踵を地面につけた状態で(足首を90度)踵をトントンと足の踵と靴のかかとを合わせます。

➖靴のベロ(甲部分の布)を整え、足首90度キープしたまま靴紐やマジックテープを留めていきます。

 

 

脱ぎ履きがあっても足首をしっかりと留める工夫

日本では下駄や草履の時代が長かったため、靴の正しい履き方になかなか馴染みにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。足と靴が一体になっていないことで、効率悪く無駄な動きが多くなり健康への影響をもたらすことも。

当然、無駄な動きは疲れや疲労に直結します。この無駄による影響は「足部」だけにとどまりません。全身です。

 

 

ぜひ、足の甲や足首をしっかりと留めて正しく履いて効率良い動きと足からの健康を手に入れていただきたいと思います。

正しく履くために有効な靴やグッズをご紹介します。

 

❶ダイヤル式スニーカー

脱ぐ時はボタンをワンプッシュするだけで緩み、締める時はキツさをみながらちょうどいい加減までダイアルをクルクル回せば締まります。当商品のメリットはなんと言っても手軽に手先が思うように動かない方も含めて利用しやすい点と言えます。ただ、現場では大人も子供も靴の種類が限られてしまうので、選択肢が少ないのがデメリットといえます。

 

マジックテープ

折り返しタイプのマジックテープがお勧めです。折り返しタイプはしっかりと固定できますので小さなお子様や仕事柄脱ぎ履きが頻回な方に向いています。さらに、可能ならば一本固定ではなく2本以上で固定が望ましいです。デメリットしては、折り返し2本以上のマジックテープを使用して作られた靴は種類が限られている点で、きちんと作られていますので比較的高価になりやすいです。

 

コードストッパー

靴紐の先端にコードストッパーを使用することで紐を締めることを可能にします。靴用も購入できます。こちらは結び目がないため、「いちいち結ぶのがめんどくさい」方やダイヤル式で自分に合った靴が見つからなかった方にはオススメ!さらに、履いていてほどける心配がないことや安価で手に入りやすいこともメリットです。反面、コードストッパーだけでは靴紐のクロスした部分の手前側に圧が集中する可能性も。履き心地を考えると、靴紐穴数段でもいいので手間を省かないで締め上げてからクリッパーで止める方がいいでしょう。

 

 

体験談

看護師Aさん(50歳代)

靴はなんとなく気になっていましたが、着脱を重視していませんでした。脱ぐ時は左右の踵を互いに引っ掛けて脱ぎ、履く時は爪先から入れて爪先をトントンしていました。全く逆のことをしていたんです。

踵トントンで靴と足の踵を合わせて履いたら、足と靴がひとつになって足が楽になりました。靴の履き方だけでこんなに違うんですね。

護師Bさん(20歳代)

私は足が小さくて大人用のスニーカーを選ぶのが大変です。爪も他の人と比べると自分の爪は変だなと思う時もあったり、時々痛いと感じることもあって。それが、「正しい履き方」をするようになったら痛くなることがなくなりました!

今までは靴の中で足が動いていたんだなと思います。もし、知らないでちゃんとしなかったら数十年後の自分の足や健康はどうだったのかと想像すると、今知れて良かったです。

まとめ

身体と心理は繋がっています。

足が疲れると身体の疲労感とともに精神的にもダメージを受けます。たかが靴の脱ぎ方。されど・・・。足が疲れるからとスニーカーにしただけでは期待する効果が得にくいことがお分かり頂けたでしょうか。

 

靴を履くのは身近な日常生活行動のひとつです。足の疲れやすさを軽減するために、すぐに誰でもできることとして靴の着脱です。肝要なのは靴の脱ぎ方踵トントン、靴紐キュ「こんなこと」に感じられるかもしれません。こんなことで足の疲れが軽くなり、気持ちまで軽やかになるかもしれません。

辞めるのはいつでもできます!まずは1ヶ月脱ぎ方を意識してかかとトントン靴紐キュを試して、ご自分の体の変化を評価していただけたらと思います。

 

若い頃からの生活習慣が将来の自分を決めます、足も人生も。

 

自分の思う未来の姿に近づく行動を積み重ねていきたいなと意識する今日この頃です。皆さんはどんな未来の姿を思い描いていますか?その将来像と足の状態はどう関係していすか?

 

今日という日が最高の1日でありますように

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

このブログでは、皆様にお役に立てる内容と日頃の活動から感じたことなどを中心としてAbeby代表ちーさんが情報発信しています。

日常のケアにおかれまして、ヒントになることがありましたら幸いです。皆様のお気持ちが患者様(利用者様)に届きますように!!!

🦶コメントやご感想などもお待ちしております❤︎

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